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2018年07月03日

7月の養生

7月の養生法


 7月は梅雨明けにともなう降雨の増加と、梅雨明け以降の高温には注意が必要です。


  夏の湿気のピークを迎えるとともに、暑さのピークへと向かっていくのが7月ですね。最近では『真夏が怖い』という声をよく耳にします。恐怖を感じる程の暑熱を感じる事も少なくありません。

 今月は、7月を乗り越えるための対策を、東洋医学の視点で考えてみましょう。


7月の養生
涼しげな水槽で過ごすエビさんたちが羨ましい。。。顔02


 本格的な夏の暑さに近づいてい行く7月は梅雨の後半にあたり、湿度が高い上に気温が一段と上昇します。



 私たちにとって水(湿気)と熱(温度)は大切な要素です。一見すると水と熱が豊富にある7月は、とても活動しやすくエネルギーに満ちた季節の様な気がしますが、実際はそうではありませんね顔03。梅雨明けまでは蒸し暑さがじわじわと増していき、梅雨が明けると熱さが際立ってきて、エネルギーどころではありません。むしろこの季節をいかにやり過ごそうかと苦心することになります。




 私たちにとって重要な水と熱が豊富にある季節に、どうしてこのような不都合が生じるのでしょう?
東洋医学的な視点では、夏に向かって行くにつれて増えていく熱(外気温)は、私たちの活動を熱の供給という点から支援していると考えます。寒い季節よりも暖かい季節のほうが体がほぐれて良く動くのは、経験的に皆がよく知ることです。



 一方で、見ようによっては豊富(過剰)な熱が、私たちに必要以上の活動を強いていると見えなくもありません。運動や仕事のように、自発的な活動に伴う発熱だけではなく、外部から持ち込まれる熱によって余分な汗をかいたり、喉が渇いたりするのです。



 これを例えるならば、ローソクと火の関係になります。




 ローソクは火をともし続ける事で一つの機能を成しています。ロウが燃料として消費されるためには火の熱が必要であり、火が燃え続けて熱を生じ続けるためには熱せられたロウが必要となる様に、熱(火)とロウはたがいに依存しあいながらその機能を維持しています。ロウと熱(火)のどちらが一つ欠けても、ローソクは機能しなくなりますね。ローソクから火だけを取り出すことはできませんし、冷めたロウはただの物体に過ぎません。



 私たちの身体について考える時、飲食物からの栄養や、身体に蓄積した栄養(脂肪など)がロウであり、活動という火が起こる結果、身体に熱を生じると考えることが出来ます。



 この様に考えると、これから梅雨明け以降に一段と熱くなっていくにつれて、身体にどのような影響が及ぶのでしょう顔12



 外気が熱いという事は、熱いがゆえに活動が無理やり高められていると考えます。活動の結果にともなう発熱ではなくて、結果である熱が高められることによって、熱の原因である活動があおられている様な状態です。動いてもいないのに走った後のような汗をかいたり喉が渇く事がよい例です。夏は、何もしていないのに疲れを感じやすいのは、熱によって広い範囲の生命活動が無理やりあおられた結果と言えなくもありません。
 ローソクで言うならば、ロウが熱の過剰な供給によって大量に溶けだし、火の勢いが一段と増している状態と言えます。(本来、火の勢いはローソクの太さで決まるはずなのに)




 この様な考えをもとに、7月の養生を考えてみましょう。




 まず第一に活動が熱によってあおられるという視点において、睡眠が大切です。回復が出来れば多少のあおりを喰らっても修正が出来るからです。睡眠が質・量ともにある程度満足している必要がありますし、熱い季節こそ睡眠を意識的に高める必要があります。



 次に、活動量をセーブすることも大切です。それでなくても熱によって生理的な活動があおられているのですから、社会的な活動は自重するのが得策です。家事も仕事も適当でいいや、、とは中々いきませんが、涼しくて過ごしやすい時期と比べて、パフォーマンスは落ちるのが普通と考えておけば気持ちも楽ですね。むしろ一年中同じパフォーマンスを出し続ける事の方が不自然な事かもしれません。



 そしてロウの部分、つまり飲食です。活動の直接的な糧となる飲食が途絶える事は、ローソクの崩壊を意味します。夏バテとか暑気あたりと言われる状態の背景には、必ずと言っていいほど飲食の失調がみられます。暴飲暴食を避け、一定量を日々、確実に身体に摂りこんでいく食習慣を心掛けたいですね。これが、暑さが続くと本当に難しくなることは皆が知る所です。飲食の失調は直ちに活動に影響をします。日々、食事内容や量、胃腸の状態を気にかけ、乱れや不調が生じた時には活動を自重して消耗を避けたり、意識的に休んで回復を促すなどしてバランスをとれると良いですね。


 7月はどのくらい熱くなるでしょうか?梅雨明けはいつになるのでしょう。8月、9月と熱さはまだまだ続きます。先ずは熱さの第一弾となる7月を無事に乗り切れるよう願っています。顔02




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Posted by 影山敏崇 at 14:26│Comments(0)漢方コラム
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