【十薬】10の顔を持つ薬草【ドクダミ】

影山敏崇

2019年03月08日 19:05

どこのお家の庭にも、顔を出す厄介者の雑草代表が、このドクダミですね。
初夏にはとても可愛らしい花を付けるとても身近な薬草です。





どくだみの開花期の全草を乾燥させたもの。



このどくだみ、昔の書物には魚腥草 (ぎょせいそう)という名前で登場しますが、今では十薬(じゅうやく)と呼ばれています。




お茶としてはどくだみという名前で、医薬品としては十薬と言う名前に変わりますが、どくだみも十薬も原料は同じものです。




何でも、どくだみは10の効能があるため十薬と呼ばれるようになったとか、、、、





利尿、緩下、解毒薬として内服し、悪瘡、脱肛、痔婁、虫毒などに外用します。さらに民間薬として便秘、風邪、蓄膿症などに服用するほか痔、腫れ物、腰痛、冷え性などに生の葉を貼ったりして使ったそうです。





お腹の緩い人は飲めませんが、これだけ昔から民間薬として使われていると頼もしいですね。


地方では、今でも自家製ドクダミ茶を作る方がいます。


開花期の全草を干して作りますが、乾燥後、一年から二年くらい置いた方が、ドクダミの甘みを感じられて良いです(経験談)



今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)

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