【十薬】10の顔を持つ薬草【ドクダミ】
どこのお家の庭にも、顔を出す厄介者の雑草代表が、このドクダミですね。
初夏にはとても可愛らしい花を付けるとても身近な薬草です。
どくだみの開花期の全草を乾燥させたもの。
このどくだみ、昔の書物には
魚腥草 (ぎょせいそう)という名前で登場しますが、今では
十薬(じゅうやく)と呼ばれています。
お茶としてはどくだみという名前で、医薬品としては十薬と言う名前に変わりますが、どくだみも十薬も原料は同じものです。
何でも、どくだみは10の効能があるため十薬と呼ばれるようになったとか、、、、
利尿、緩下、解毒薬として内服し、悪瘡、脱肛、痔婁、虫毒などに外用します。さらに民間薬として便秘、風邪、蓄膿症などに服用するほか痔、腫れ物、腰痛、冷え性などに生の葉を貼ったりして使ったそうです。
お腹の緩い人は飲めませんが、これだけ昔から民間薬として使われていると頼もしいですね。
地方では、今でも自家製ドクダミ茶を作る方がいます。
開花期の全草を干して作りますが、乾燥後、一年から二年くらい置いた方が、ドクダミの甘みを感じられて良いです(経験談)
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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