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富士市で
不妊症の漢方相談20年、影山薬局 漢方薬剤師の影山です。
一年にも四季がある様に、女性の体にも女性ホルモン周期による四季があります。
生理期、卵胞期、排卵期、高温期などと言われますが、今回は生理期の過ごし方について考えてみましょう
先ず、ここで言う生理期とはいつまでなのか?ですが、生理初日から数えて7日目くらいを目安にします。
出血が7日以上続くような人は、出血期間を生理期と考えて、過ごしていただきたいです。
出血が2日で終わってしまう人も、7日間は、出血が終わっていても生理期と思って過ごしていただきたいです。
生理期と言えば、季節にたとえるなら冬でしょう。
生理期とは、経血の出血とともに基礎体温が下がり、子宮内膜の修復と再生を促す時期ですね。
この時期に一番大切なことは、下半身を冷やさないことです。
下半身の冷えた血液は、骨盤内を通って上半身に上がってきますが、その際に子宮や卵巣の付近を通ります。
妊娠に良い環境を維持するためにも、下半身の冷やさない工夫が必要です。
カイロや腹巻で下腹部や腰部を温めたり、暖かい下着やレギンスを重ね着するなどして、冷えを対策しましょう。
また、冷えは通常、下半身から始まりますが、上半身から始まる冷えもあります。
具体的には、冷たいものを飲んだり食べたりすることにより、胃腸が冷やしてしまう事です。
子宮や卵巣は、消化器の下にあります。直接ではないにしても、東洋医学では、胃腸の冷えは骨盤内の冷えにつながりやすいと考えますので、生理期での冷飲冷食は気を付けたいところです。
特に、空腹時に冷たいものを摂ることは避けましょう。
どうしてもと言う方は、食事中や食後など、胃腸に温かいものを入れてから、少量だけ冷たいものを摂るようにすると良いです。
以上のように、生理期には下腹部を冷やさない、冷たい飲食物を控える、露出の多い服装を気を付け、場合によっては下腹部をカイロなどで温める工夫が大切です。
これは、不妊症漢方相談でも、良くお伝えしている内容です。
生理期に体を冷やしてはいけない、これは東洋医学において常識中の常識です。
ちょっとしたことかもしれませんが、続けることで大きな差になります。
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