卵胞期の過ごし方 食べ物編

影山敏崇

2016年09月01日 16:22


いつもご愛読ありがとうございます。

富士市不妊症の漢方相談20年、影山薬局 漢方薬剤師の影山です。



生理期から続く卵胞期は、卵の成長を促し、質のいい卵を育てる時期といえます。


今日は、卵胞期の過ごし方、中でも食べ物について考えてみましょう。


ここで言う卵胞期とは、排卵を含んだ生理の8日目くらいから排卵までの時期です。






この時期は、東洋医学では卵を育てる時期と考えており、実際のところ、点のような卵が20mm前後まで成長していく過程が観察されます。


子宮内膜の増殖は、卵胞期に続く高温期が中心となりますが、卵胞期では卵胞、つまり卵の成長が中心です。


排卵後は、卵は受精卵となって子宮に着床しないと成長できませんが、卵胞期では、卵は卵巣の中で育てていかなければなりません。


そのために必要なのが、卵胞の成長を促す食材を、しっかりと意識して取り入れることです。


良質なたんぱく質、具体的には、大豆製品や卵、魚介類や、赤身の多い肉をしっかりとりたいところです。


緑黄色野菜のように、色の濃い野菜類、例えばニンジンやカボチャなどの根菜や、玄米、雑穀、他にも未精製の塩や黒糖などを調味料としてお勧めできます。


生理期と同様、基礎体温の低い時期になりますので、冷たいものの飲食はできるだけ控えます。


卵胞期は、体をなるべく冷やさず、良質のたんぱく質や、色の濃い野菜類、未精製の調味料を使うことを意識して、卵をしっかり育てる時期との認識を持つと良いでしょう。


今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)

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