精子ができるまで(東洋医学編)

影山敏崇

2016年10月29日 18:46

いつもご愛読ありがとうございます。

富士市不妊症の漢方相談20年、影山薬局 漢方薬剤師の影山です。


精子が出来るまで、東洋医学ではどのように考えているのでしょうか?


今回は、精子の元となる細胞から、成熟した受精能力を有する精子になるまでを考えてみます。


精子は、精子の元となる細胞から、主に腎(じん)の作用によって、成長していくと考えられています。


例えば、子供が大人の体つきになるとか、受精卵が胚盤胞まで育つなどと言った、発生や成長のプロセスは、腎によって制御されているという考えがあります。


腎が盛んな方が、たくさん精子が出来やすく、腎の働きが弱ければ、精子が少なかったり、力の弱い精子になりやすいと考えられています。


腎は、精祖細胞が精子へと変化していく方向を規定すると同時に、精子が作り出される力強さのバロメーターでもあります。





精祖細胞から精子へと成熟していく過程では、常に腎気が先導していきますが、この間に起こる複数の細胞分裂の過程では、多くの物質的な材料が提供される必要があります。


これは、東洋医学では脾(ひ)の働きによって、提供されていると考えられています。


力強く走るSL列車を腎とすれば、それに石炭をくべるのが脾の役割と言えます。


脾が提供する材料は、何を食べるかによって決まるだけでなく、食べたものが体の中でどのように利用されるかが大切です。


食べたものは、消化、吸収されたのちに、代謝を受けて様々なものに作り替えられますが、脾の力というのは、消化や吸収、代謝など、幅広い意味を持っています。


【精子を作る上での東洋医学のポイント】

腎が力強い事、脾の働きが順調な事、そして、それを継続させることが、受精能力の高い精子を作るうえで大切な要素です。


このような基礎的な考え方をもとに、男性不妊に対して東洋医学的介入が行われています。



今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)

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