基礎体温の低温期(卵胞期)が短い②
基礎体温の低温期が短くなってしまう原因として、東洋医学では余分な
熱の存在を取り上げました。
それ以外にも、低温期が短くなってしまうケースがあります。
それが
気虚と呼ばれる状態です。
気虚(ききょ)とは、読んで字のごとく、
身体のエネルギー不足を意味します
排卵、生理を起こすだけのエネルギーが不足した状態では、全体として月経周期が短くなり、その際に低温期も短く、十分な卵の成長を得られないまま、排卵を迎えます。
このエネルギー不足の状態がしばらく続くと、やがて排卵、生理を起こすための材料不足に陥り、今度は月経周期そのものが長くなり、排卵が遅れてくることが良くあります。
急なダイエットや強いストレスなどで、一時的に体がエネルギー不足になった時に、生理が早く来たと思っていたら、その後生理が遅れてくるようになったような時は、気虚が原因の事があります。
卵の生育が不十分なようなら、高温期もはっきりせず、不妊につながると考えられています。
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