基礎体温がガタガタしてしまう

影山敏崇

2016年07月13日 08:00

基礎体温がガタガタしていしまうタイプは、東洋医学ではどのように考えるのでしょうか?



まず、基礎体温のガタガタをよく見てみると



①低温期で体温が上がる(余分な熱がある)

②高温期で体温が下がる(必要な熱が足りない)


という見方が出来ます。






このような基礎体温のグラフになる方は多く、教科書に載るような2相性のシャープな基礎体温表をもっている方のほうが少ないかもしれません。


このように基礎体温がガタガタしていても、傾向として低温と高温の違いがあり、月経周期が安定していれば、排卵は起きている方がほとんどです。ただ、タイミングはとりにくいでしょう


東洋医学の教科書では、基礎体温のガタガタは、気滞血瘀(きたいけつお)と言われる状態の現れと解説されています。



日本語にすると『気の流れが悪く、ドロドロ血の状態』になります。



ストレスやイライラで気の流れが悪くなり、血流が悪くなっているというようなイメージです。










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