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2019年03月22日

【中々治らない】鼻出血の漢方相談【繰り返す】

鼻出血は、色々な原因が考えられそうですが、東洋医学ではどのように捉えるのでしょう?


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出血は、そもそも脈管内を流れる血が迷走し、血管外に漏れ出る現象です。


東洋医学の考えでは、気の作用によって、血は脈の外に出ないように固摂(固められている)されていますが、何らかの原因でその仕組みが破たんしてしまう事によって出血がおこる考えます。


①血の運行の勢いが強すぎる場合


②気の固摂作用が弱くなっている場合


③構造体である血管がもろくなっている場合などが考えられます。


中でも鼻出血は、身体の上部からの出血であるため、勢いのある血が血管を破たんさせて出血する場合が多く、背景には熱を伴う①のタイプが多いです。


アレルギーや風邪などで頭部や顔面部に熱を持つ、更年期でのぼせやすい、生理前後の代償出血、アルコールや刺激性の飲食物、高血圧、ストレスや睡眠不足による体の内熱、乾燥や暑熱による環境変化などでは、熱と共に気が上逆し、血を伴って鼻粘膜で暴走して出血に至ると考えられます。


いずれも血に熱が乗っている状態なので『血熱』などと表現されることもあります。比較的、勢いのある出血になることが多いです。
病証では『肺熱』や『胃熱』、『肝熱』などを熱が上昇し、鼻粘膜で『血熱』にいたったと考えることが出来ます。



一方で、気による血の固摂の作用が弱い②の場合や、血管のもろさを背景にした③の出血では、いずれも虚弱者の鼻血で、出血自体にはそれほど勢いがありません。チリ紙に少量付く程度の出血かもしれません。
ただし、虚弱さを背景に持つため、いつまでも治りにくい、体が弱りやすい同じような時期に繰り返す可能性があります。


身体の上部にある鼻まで気血を上げる力が弱く、それがゆえに鼻粘膜の構造的な脆さを伴った出血となります。
むしろ、不正性器出血や皮下出血、紫斑など、鼻よりも物理的に下位や末端に位置する部位での出血が多くなるケースです。
気候の急な変化や、疲労、冷えなど、体の精気を圧迫するような変化で出血しやすくなります。


『気虚』や『陽虚』などと呼ばれる病証に多く見られます。




いずれも止血の漢方薬を対症療法的に使ったりする場合や、反復しやすいようなら、体質的な偏りを改善する根本的な漢方治療をします。



お気軽にご相談ください(^_^.)


今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)

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Posted by 影山敏崇 at 20:50Comments(0)鼻血