2016年04月09日
不妊症における不妊期間の考え方の変化
ここ近年、不妊症の不妊期間に対する考え方が、変わってきています。
ひと昔前の教科書には「妊娠を試みて2年経っても妊娠しないカップル」を不妊症と定義していました。

日本産科婦人科学会において、
「不妊期間については1年から3年までの諸説あり、2年というのが一般的でしたが、1年に短縮」
としています(平成27年8月29日日本産科婦人科学会理事会決定)
世界中の人々を対象とするWHO世界保健機構では、2009年に、不妊症の不妊期間を1年と定めており、米国においても同様に1年としています。
このような背景から、結婚年齢が高くなった日本でも1年以上妊娠しない場合に不妊症と診断し、年齢が高い場合にはより早期に検査と治療を開始したほうがよいという考えが一般化してきています。(日本生殖医学会)
不妊症漢方相談においても、
以前は、一般不妊検査を終えた方や、あらゆる治療を受けられた最後に漢方を取り入れたいとの要望が多かったのですが、最近は、早い段階から漢方薬を使って妊娠準備や不妊治療を始める方が多くなっています。
ひと昔前の教科書には「妊娠を試みて2年経っても妊娠しないカップル」を不妊症と定義していました。

日本産科婦人科学会において、
「不妊期間については1年から3年までの諸説あり、2年というのが一般的でしたが、1年に短縮」
としています(平成27年8月29日日本産科婦人科学会理事会決定)
世界中の人々を対象とするWHO世界保健機構では、2009年に、不妊症の不妊期間を1年と定めており、米国においても同様に1年としています。
このような背景から、結婚年齢が高くなった日本でも1年以上妊娠しない場合に不妊症と診断し、年齢が高い場合にはより早期に検査と治療を開始したほうがよいという考えが一般化してきています。(日本生殖医学会)
不妊症漢方相談においても、
以前は、一般不妊検査を終えた方や、あらゆる治療を受けられた最後に漢方を取り入れたいとの要望が多かったのですが、最近は、早い段階から漢方薬を使って妊娠準備や不妊治療を始める方が多くなっています。
2016年03月10日
はじめにブログを始めるにあたって
こちらのブログにお見えになった方のほとんどは、現在、妊活中であったり、不妊治療をしている方だと思います。
時間の経過とともに、これまで様々な情報に触れられてきたことと思います。

「知り合いで漢方で妊娠した人がいた。。」
「不妊治療と漢方薬を併用している人がいる」
「漢方が良いと聞いたんだけど。。」
初めて漢方について興味を持たれた方の多くは、このようにおっしゃいます。
ところが、実際にお話を伺っていると、漢方について「よく解らない
というイメージを持たれている方が多いのです。
これは仕方がないことです。医療職にある方でも、漢方はよくわからないという人は多いのですから
このブログでは
不妊に漢方は良さそうだ→→人に聞いたり調べてみたり→→結局、漢方ってよく解らない???
の???の部分をスッキリさせるための情報提供です。
筆者は不妊症相談を多く扱う漢方専門の現役薬剤師です。
不妊症でお悩みの方々への一助となればと願っています。
不妊症相談の合間に更新していきます
時間の経過とともに、これまで様々な情報に触れられてきたことと思います。

「知り合いで漢方で妊娠した人がいた。。」
「不妊治療と漢方薬を併用している人がいる」
「漢方が良いと聞いたんだけど。。」
初めて漢方について興味を持たれた方の多くは、このようにおっしゃいます。
ところが、実際にお話を伺っていると、漢方について「よく解らない


これは仕方がないことです。医療職にある方でも、漢方はよくわからないという人は多いのですから

このブログでは
不妊に漢方は良さそうだ→→人に聞いたり調べてみたり→→結局、漢方ってよく解らない???
の???の部分をスッキリさせるための情報提供です。
筆者は不妊症相談を多く扱う漢方専門の現役薬剤師です。
不妊症でお悩みの方々への一助となればと願っています。
不妊症相談の合間に更新していきます
