2019年03月22日
【中々治らない】鼻出血の漢方相談【繰り返す】
鼻出血は、色々な原因が考えられそうですが、東洋医学ではどのように捉えるのでしょう?

出血は、そもそも脈管内を流れる血が迷走し、血管外に漏れ出る現象です。
東洋医学の考えでは、気の作用によって、血は脈の外に出ないように固摂(固められている)されていますが、何らかの原因でその仕組みが破たんしてしまう事によって出血がおこる考えます。
①血の運行の勢いが強すぎる場合
②気の固摂作用が弱くなっている場合
③構造体である血管がもろくなっている場合などが考えられます。
中でも鼻出血は、身体の上部からの出血であるため、勢いのある血が血管を破たんさせて出血する場合が多く、背景には熱を伴う①のタイプが多いです。
アレルギーや風邪などで頭部や顔面部に熱を持つ、更年期でのぼせやすい、生理前後の代償出血、アルコールや刺激性の飲食物、高血圧、ストレスや睡眠不足による体の内熱、乾燥や暑熱による環境変化などでは、熱と共に気が上逆し、血を伴って鼻粘膜で暴走して出血に至ると考えられます。
いずれも血に熱が乗っている状態なので『血熱』などと表現されることもあります。比較的、勢いのある出血になることが多いです。
病証では『肺熱』や『胃熱』、『肝熱』などを熱が上昇し、鼻粘膜で『血熱』にいたったと考えることが出来ます。
一方で、気による血の固摂の作用が弱い②の場合や、血管のもろさを背景にした③の出血では、いずれも虚弱者の鼻血で、出血自体にはそれほど勢いがありません。チリ紙に少量付く程度の出血かもしれません。
ただし、虚弱さを背景に持つため、いつまでも治りにくい、体が弱りやすい同じような時期に繰り返す可能性があります。
身体の上部にある鼻まで気血を上げる力が弱く、それがゆえに鼻粘膜の構造的な脆さを伴った出血となります。
むしろ、不正性器出血や皮下出血、紫斑など、鼻よりも物理的に下位や末端に位置する部位での出血が多くなるケースです。
気候の急な変化や、疲労、冷えなど、体の精気を圧迫するような変化で出血しやすくなります。
『気虚』や『陽虚』などと呼ばれる病証に多く見られます。
いずれも止血の漢方薬を対症療法的に使ったりする場合や、反復しやすいようなら、体質的な偏りを改善する根本的な漢方治療をします。
お気軽にご相談ください(^_^.)
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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出血は、そもそも脈管内を流れる血が迷走し、血管外に漏れ出る現象です。
東洋医学の考えでは、気の作用によって、血は脈の外に出ないように固摂(固められている)されていますが、何らかの原因でその仕組みが破たんしてしまう事によって出血がおこる考えます。
①血の運行の勢いが強すぎる場合
②気の固摂作用が弱くなっている場合
③構造体である血管がもろくなっている場合などが考えられます。
中でも鼻出血は、身体の上部からの出血であるため、勢いのある血が血管を破たんさせて出血する場合が多く、背景には熱を伴う①のタイプが多いです。
アレルギーや風邪などで頭部や顔面部に熱を持つ、更年期でのぼせやすい、生理前後の代償出血、アルコールや刺激性の飲食物、高血圧、ストレスや睡眠不足による体の内熱、乾燥や暑熱による環境変化などでは、熱と共に気が上逆し、血を伴って鼻粘膜で暴走して出血に至ると考えられます。
いずれも血に熱が乗っている状態なので『血熱』などと表現されることもあります。比較的、勢いのある出血になることが多いです。
病証では『肺熱』や『胃熱』、『肝熱』などを熱が上昇し、鼻粘膜で『血熱』にいたったと考えることが出来ます。
一方で、気による血の固摂の作用が弱い②の場合や、血管のもろさを背景にした③の出血では、いずれも虚弱者の鼻血で、出血自体にはそれほど勢いがありません。チリ紙に少量付く程度の出血かもしれません。
ただし、虚弱さを背景に持つため、いつまでも治りにくい、体が弱りやすい同じような時期に繰り返す可能性があります。
身体の上部にある鼻まで気血を上げる力が弱く、それがゆえに鼻粘膜の構造的な脆さを伴った出血となります。
むしろ、不正性器出血や皮下出血、紫斑など、鼻よりも物理的に下位や末端に位置する部位での出血が多くなるケースです。
気候の急な変化や、疲労、冷えなど、体の精気を圧迫するような変化で出血しやすくなります。
『気虚』や『陽虚』などと呼ばれる病証に多く見られます。
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2019年03月15日
【汗が多い】多汗症の漢方相談【においが心配】
暑くもないし、運動もしていないのに汗をかく多汗症で悩む方は少なくありません。
脇汗、手汗、足汗、更年期や生理前にあるようなのぼせ感を伴う多汗、寝汗、糖尿病や、甲状腺ホルモン異常などの代謝異常を伴う多汗、交感神経優位、暑がり体質の多汗など、背景を見ると色々な方がいます。
多汗症では、汗が多いことや、それに伴うにおいがストレスになっており、比較的若い世代の方や、女性が心配になって漢方相談に見えます。
『汗をかくことを周りに人にどう思われているのか気になってしまう』という訴えが多いですね。

汗は、元をたどれば、体の外部から取り込まれた水の終末像ですから、多汗症では、外部より取り込まれた水分が、体の正常な巡りから外れて、体表からあふれ出ている、又は、こぼれ落ちていると考ます。
汗が体からあふれ出ているというのは、体の皮膚方向へと向かう水の流れが強い方に見られます。
背景に、体の熱の強さがあったり、のぼせの様に一部に熱が集まっていることが多いようです。
汗をかいた結果、体の熱が奪われるため、冷えを訴える事もあります。
汗が体からこぼれ落ちているというのは、皮ふの下に水を留め置けずに、だらだらと漏れ出ているような勢いの弱い汗です。
これは漢方独特の考えですが、汗は、体の外にこぼれないように『気』によって抑えられていると考えます。
必要に応じて抑えが解除されれば、生理的な正常発汗になるのですが、この仕組みがうまく機能しない状態では、汗がこぼれ出てしまうと考えます。
漢方では、このような状況を想定して、なぜそのようになってしまうのか原因を分析し、多汗症を改善していきます。
汗については、その匂いばかりが気になる自臭症という神経症も知られています。
匂いが気になって仕方がないので、非常に神経を消耗します。これについては、多汗とは別のアプローチが必要です。
お気軽にご相談ください(^_^.)
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脇汗、手汗、足汗、更年期や生理前にあるようなのぼせ感を伴う多汗、寝汗、糖尿病や、甲状腺ホルモン異常などの代謝異常を伴う多汗、交感神経優位、暑がり体質の多汗など、背景を見ると色々な方がいます。
多汗症では、汗が多いことや、それに伴うにおいがストレスになっており、比較的若い世代の方や、女性が心配になって漢方相談に見えます。
『汗をかくことを周りに人にどう思われているのか気になってしまう』という訴えが多いですね。

汗は、元をたどれば、体の外部から取り込まれた水の終末像ですから、多汗症では、外部より取り込まれた水分が、体の正常な巡りから外れて、体表からあふれ出ている、又は、こぼれ落ちていると考ます。
汗が体からあふれ出ているというのは、体の皮膚方向へと向かう水の流れが強い方に見られます。
背景に、体の熱の強さがあったり、のぼせの様に一部に熱が集まっていることが多いようです。
汗をかいた結果、体の熱が奪われるため、冷えを訴える事もあります。
汗が体からこぼれ落ちているというのは、皮ふの下に水を留め置けずに、だらだらと漏れ出ているような勢いの弱い汗です。
これは漢方独特の考えですが、汗は、体の外にこぼれないように『気』によって抑えられていると考えます。
必要に応じて抑えが解除されれば、生理的な正常発汗になるのですが、この仕組みがうまく機能しない状態では、汗がこぼれ出てしまうと考えます。
漢方では、このような状況を想定して、なぜそのようになってしまうのか原因を分析し、多汗症を改善していきます。
汗については、その匂いばかりが気になる自臭症という神経症も知られています。
匂いが気になって仕方がないので、非常に神経を消耗します。これについては、多汗とは別のアプローチが必要です。
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2019年03月13日
【子供の漢方相談】子供の特徴 【稚陽稚陰】
東洋医学の世界では、子供をどのように捉えているのでしょうか?
小児の特性を『稚陽稚陰(ちようちいん)』などと表現します。

幼稚とか稚拙という表現からも、稚は未熟であったり、不十分な様子を想像します。
文字通りの解釈をすれば、子供は、未熟な陰と未熟な陽から成っている、あるいは、陰陽の特色に乏しく、はっきりしない様子ともとれます。
ところが、このような様子は、時として成人にもみられる傾向で、ことさら小児の特性として当てはめるには無理があるような気がします。
一方で、小児の特性は、陰陽の増大が、短期間のうちに起こることです。
筋力や代謝と言った陽的なエネルギーの増大を伴いながら、出来る事がどんどんと増えて行動範囲を広げ、日に日に活発になります。
と同時に、食事量が増え、体を大きくしながら、骨格や内臓、神経などの陰的な器官や組織を飛躍的に発達させます。
つまり、小児の成長とは、陰陽の急激な増大を意味します。
稚陽稚陰とは、このような小児のダイナミックな陰陽の増大の過程で、陰陽のバランスがとりにくい状態にあると考えるのが自然です。
陰陽の増大が、成長というベクトルに従ってある程度方向付けられつつも、その増大が激しく、失調しやすい状態です。
小児が、激しく遊びまわった後に突然発熱して寝込んだり、就寝中に突然叫ぶ、ニコニコしていると思ったら突然泣き出したりすることは少なくありません。
暑がってみたり寒がってみたり、発汗、食事、排泄なども不定で緩急があります
。
東洋医学では
小児は、陰的にも陽的にも増大しながら変動し、安定状態を作りにくいという事になります。
続く
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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幼稚とか稚拙という表現からも、稚は未熟であったり、不十分な様子を想像します。
文字通りの解釈をすれば、子供は、未熟な陰と未熟な陽から成っている、あるいは、陰陽の特色に乏しく、はっきりしない様子ともとれます。
ところが、このような様子は、時として成人にもみられる傾向で、ことさら小児の特性として当てはめるには無理があるような気がします。
一方で、小児の特性は、陰陽の増大が、短期間のうちに起こることです。
筋力や代謝と言った陽的なエネルギーの増大を伴いながら、出来る事がどんどんと増えて行動範囲を広げ、日に日に活発になります。
と同時に、食事量が増え、体を大きくしながら、骨格や内臓、神経などの陰的な器官や組織を飛躍的に発達させます。
つまり、小児の成長とは、陰陽の急激な増大を意味します。
稚陽稚陰とは、このような小児のダイナミックな陰陽の増大の過程で、陰陽のバランスがとりにくい状態にあると考えるのが自然です。
陰陽の増大が、成長というベクトルに従ってある程度方向付けられつつも、その増大が激しく、失調しやすい状態です。
小児が、激しく遊びまわった後に突然発熱して寝込んだり、就寝中に突然叫ぶ、ニコニコしていると思ったら突然泣き出したりすることは少なくありません。
暑がってみたり寒がってみたり、発汗、食事、排泄なども不定で緩急があります

東洋医学では
小児は、陰的にも陽的にも増大しながら変動し、安定状態を作りにくいという事になります。
続く
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2019年03月06日
【眠くならない】漢方薬で治す花粉症【口が乾きにくい】
今回は、花粉症やアレルギー性鼻炎の漢方薬を使った治し方についてです。
鼻炎の解説については、【つらい】花粉症・アレルギー性鼻炎の漢方相談【何とかして~】を参考にしてください。
花粉症やアレルギー性鼻炎は、五臓における 『肺』での水分代謝の異常を背景に持つ症状だと考えられます。

雪解け水は川となって流れていきます。 流れが滞るとトラブルが生じます。
ですから、とりあえずは水分代謝の異常を改善することが、表面的な治療の取り掛かりとなります。これを標治(ひょうち)と言います。
一方で、水分代謝に異常をきたす体の仕組みに介入することは、根本的な治療となり、これを本治(ほんち)と言います。
※俗に言う、体質改善とは、この本治を意図して用いられる言葉のようです。
標治と本治は同時になされることもありますが、一般に急性で症状が辛い時にいは標治に寄り、症状が落ち着いたり寛解時には本治に寄る傾向があります。
今回は、水分代謝の異常を表面的に改善する標治についてです。
厳密には、鼻という局所における水分代謝の改善の事です。
余分な水が、鼻腔より漏れ出せば鼻汁となり、うっ滞すれば鼻づまりになると考えます。
余分な水は湿(しつ)と呼ばれ、その結果生じた病理産物を痰(たん)と呼ぶこともあります。
いずれにしても、この湿や痰を身体の外に追いやるような漢方薬を使います。
痒いならかゆみ止め、炎症があれば消炎剤、熱を伴えば清熱剤、他には、抗アレルギー作用のある薬、痰を溶かす薬など、多彩な漢方薬が、症状に応じて使い分けられます。
これらの方法は、漢方薬の服用中は効果が得られますが、休止すると再発してしまう対症療法です。
花粉症やアレルギー性鼻炎の急性期なら有効ですが、慢性化して難治となると根本的な治療法とはなり得ません。例えば、便秘だから下剤を飲むと言った具合に、場当たり的な治療です。
ですが短期的には効果を得られやすく、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくい漢方薬ならではのメリットがあります。
どの漢方薬をどのくらい使うかは、漢方薬剤師の腕の見せ所です。
併用している薬とのバランスも考える必要があります。
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花粉症やアレルギー性鼻炎は、五臓における 『肺』での水分代謝の異常を背景に持つ症状だと考えられます。

雪解け水は川となって流れていきます。 流れが滞るとトラブルが生じます。
ですから、とりあえずは水分代謝の異常を改善することが、表面的な治療の取り掛かりとなります。これを標治(ひょうち)と言います。
一方で、水分代謝に異常をきたす体の仕組みに介入することは、根本的な治療となり、これを本治(ほんち)と言います。
※俗に言う、体質改善とは、この本治を意図して用いられる言葉のようです。
標治と本治は同時になされることもありますが、一般に急性で症状が辛い時にいは標治に寄り、症状が落ち着いたり寛解時には本治に寄る傾向があります。
今回は、水分代謝の異常を表面的に改善する標治についてです。
厳密には、鼻という局所における水分代謝の改善の事です。
余分な水が、鼻腔より漏れ出せば鼻汁となり、うっ滞すれば鼻づまりになると考えます。
余分な水は湿(しつ)と呼ばれ、その結果生じた病理産物を痰(たん)と呼ぶこともあります。
いずれにしても、この湿や痰を身体の外に追いやるような漢方薬を使います。

痒いならかゆみ止め、炎症があれば消炎剤、熱を伴えば清熱剤、他には、抗アレルギー作用のある薬、痰を溶かす薬など、多彩な漢方薬が、症状に応じて使い分けられます。
これらの方法は、漢方薬の服用中は効果が得られますが、休止すると再発してしまう対症療法です。
花粉症やアレルギー性鼻炎の急性期なら有効ですが、慢性化して難治となると根本的な治療法とはなり得ません。例えば、便秘だから下剤を飲むと言った具合に、場当たり的な治療です。
ですが短期的には効果を得られやすく、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくい漢方薬ならではのメリットがあります。
どの漢方薬をどのくらい使うかは、漢方薬剤師の腕の見せ所です。
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2017年10月13日
胃腸の虚弱の漢方相談
胃腸の虚弱な状態では、疲労やストレス、環境の厳しい季節を乗り越えていく事は出来ません。
胃痛や消化不良など、具体的な症状から胃腸虚弱を改善していこうと試みることも出来ますが、東洋医学的にはもう少し広い視野で胃腸虚弱をとらえる事が可能です。
胃腸の働きの中心は、東洋医学的にはどのあたりにあるのでしょう?
身体を大きく5つの機能に分類すると、五臓における脾(ひ)が胃腸の働きの全般をつかさどるとされています。
脾とは、主に食べ物の分解や吸収、そして新たなものを作り出す合成の辺りまでを指す機能群で、現代医学的には、口腔での咀嚼(かみくだき)や各種の消化液による消化、消化器全体の吸収や蠕動運動、肝臓の生合成の機能となります。
排泄については、脾の機能に含めて病症は考察されますが、脾の機能の中心は、飲食物を取り込み元気を作り出し、活動の基礎となる物を提供するところに力点があります。

したがって、脾は、活動(陽)の根拠となる陰を、身体に提供することが主な働きと言えます。
『脾は後天の本』と言われ、後天的な機能の根本を提供するという意味を持ちます。
私達が日常生活を送る時、絶えず後天的にエネルギーを補給しなくてはなりません。
車でいえば、燃料であるガソリンを提供すること、つまりは、食べて消化して、そこからエネルギーを取り出す一連の機能を『脾』がつかさどります。
『脾』は、あくまでも機能ですから、実際に何を食べるかというよりも、食べ物からエネルギーを取り出す機能に視点があります。
元気になる為に、あるいは健康を取り戻すためには、何を食べるかよりも、食べ物からエネルギーを取り出す代謝の機能が重要だと考えるのが、東洋医学的です。
健全な脾機能の前提に食事内容を考察することが大切で、食事内容ばかりに気を取られ、脾の機能をないがしろにしない様にしたいものです。
体を作ったり、心を栄養したりするためには、食事という物質的な要素は大切ですが、それらが有機的に機能するためには、脾の機能面を第一に考える必要があります。
そのような視点を持つと、胃腸虚弱という状態が、心身にわたって幅広く影響してくると理解できますし、日常的な不調の直接的な原因や遠因として、関連を持って把握しようと試みることが出来る点も、東洋医学的だと言えます。
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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胃痛や消化不良など、具体的な症状から胃腸虚弱を改善していこうと試みることも出来ますが、東洋医学的にはもう少し広い視野で胃腸虚弱をとらえる事が可能です。
胃腸の働きの中心は、東洋医学的にはどのあたりにあるのでしょう?
身体を大きく5つの機能に分類すると、五臓における脾(ひ)が胃腸の働きの全般をつかさどるとされています。
脾とは、主に食べ物の分解や吸収、そして新たなものを作り出す合成の辺りまでを指す機能群で、現代医学的には、口腔での咀嚼(かみくだき)や各種の消化液による消化、消化器全体の吸収や蠕動運動、肝臓の生合成の機能となります。
排泄については、脾の機能に含めて病症は考察されますが、脾の機能の中心は、飲食物を取り込み元気を作り出し、活動の基礎となる物を提供するところに力点があります。
したがって、脾は、活動(陽)の根拠となる陰を、身体に提供することが主な働きと言えます。
『脾は後天の本』と言われ、後天的な機能の根本を提供するという意味を持ちます。
私達が日常生活を送る時、絶えず後天的にエネルギーを補給しなくてはなりません。
車でいえば、燃料であるガソリンを提供すること、つまりは、食べて消化して、そこからエネルギーを取り出す一連の機能を『脾』がつかさどります。
『脾』は、あくまでも機能ですから、実際に何を食べるかというよりも、食べ物からエネルギーを取り出す機能に視点があります。
元気になる為に、あるいは健康を取り戻すためには、何を食べるかよりも、食べ物からエネルギーを取り出す代謝の機能が重要だと考えるのが、東洋医学的です。
健全な脾機能の前提に食事内容を考察することが大切で、食事内容ばかりに気を取られ、脾の機能をないがしろにしない様にしたいものです。
体を作ったり、心を栄養したりするためには、食事という物質的な要素は大切ですが、それらが有機的に機能するためには、脾の機能面を第一に考える必要があります。
そのような視点を持つと、胃腸虚弱という状態が、心身にわたって幅広く影響してくると理解できますし、日常的な不調の直接的な原因や遠因として、関連を持って把握しようと試みることが出来る点も、東洋医学的だと言えます。
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2017年09月07日
痛みについて
ここまで、痛みについて、外邪の概念や、不栄則痛、不通則痛の考えを紹介しました。
いずれも、東洋医学独特の切り口で興味深い内容です。

ですが、外邪も不栄も不通も、局所における虚実を、主に客観的な情報から推察しているだけです。
痛みの様な主観的で感情的なものは、局所の虚実だけで決まるのではなく、痛みを受け取る側の事情を考える必要もありそうです。
痛みとは、本来、痛みの原因から身を守るための保護的な意義を持ち、時に生体を脅かすより大きなリスクを回避する手段にもなるはずです。
痛みを起こす生体側の意義からすれば、原因を野放しにして痛みだけを取り除いてしまう事で、その意義は薄らいでしまう事を考える必要があるでしょう。
頭痛でも生理痛でも、痛み止めを使う事で緩和をはかることは大切ですが、それに久しく甘んじていては、事態をより複雑にしていくだけです。
痛みの症状に対処することを中心に据えながらも、その背景となる原因解決にも意識を持つ必要があるでしょう。
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2017年08月18日
痛みの漢方相談 巡りの改善(不通則痛)
東洋医学には『不通則痛 不栄則痛』という言葉があります。(王好古:此事難知)
巡らないと痛みを生じます、栄養されなければ痛みを生じます。という意味になります。

不通則通において、巡るものとは気・血・津液のことですが、これらが巡らなくなると痛むというのです。
巡らなくなると痛む、それも痛みですから全身の巡りと言うよりも、局所における巡りの悪さと関連があります。
虫刺や打撲などの痛みは、赤く腫れてジンジンと痛みを感じることがあります。
痛みを感じる場所に、何か色々なものが集まってきて局所にとどまり、滞りを生じている様子が観察されます。
怒り心頭で血が上り、ズキズキと頭痛がしてきた、生理前に下腹部に血が集まり、滞りを生じて張ったような生理痛が生じるなども、巡りの悪さを感じますね。
食べ過ぎで腹満となりお腹が痛い、便秘でお腹が痛い、結石も体のあちこちに生じて痛みますが、誰にでもあるような巡りの悪さを伴う痛みです。
むくみで脚が痛む、膝に水が溜まって痛む、、、などあげればきりがなさそうです。
気・血・津液の中でも、血や津液は実体の有るものなので、症状の様子が目に見えたり、病理産物として病因を取り出すことも出来ます。
一方の、実体のみえない気に関しては、その滞りが熱として現れたり、張りとして現れやすいのですが、それらの症状に乏しいと認知されにくいです。
例えば、気の滞りを主因とした高血圧という病態がありますが、血圧が高いというだけでは、痛みどころか自覚症状がない事すらあります。
他には、知覚に乏しい部位での滞りは、痛みが表出しにくいという点にも注意が必要です。
例えば、血中に余分なものが充満して巡りが悪くなる脂質代謝異常や糖質代謝異常では、血管の炎症が頻繁に起こるとされています。
これらに由来する動脈硬化症や末梢血管障害などはありふれたものですが、無症状の事が多く、あるいはかなりの病気の進行の後に痛みを自覚する病気であるため、注意が必要と言えます。
不通則痛といっても、虫に刺された時のように即座に痛みを感じるものから、動脈硬化の様に、時に血管が切れるまで痛みを感じにくいものまで様々です。
気・血・津液が不通となってから、痛みがすぐにやってくるものは即時に対応し、だいぶ遅れてやってくるものは未病ととらえて、やがて来るであろう痛みに予め備えることが、不通則痛の真意ではないでしょうか。
不栄則痛については、またの機会に。
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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巡らないと痛みを生じます、栄養されなければ痛みを生じます。という意味になります。

不通則通において、巡るものとは気・血・津液のことですが、これらが巡らなくなると痛むというのです。
巡らなくなると痛む、それも痛みですから全身の巡りと言うよりも、局所における巡りの悪さと関連があります。
虫刺や打撲などの痛みは、赤く腫れてジンジンと痛みを感じることがあります。
痛みを感じる場所に、何か色々なものが集まってきて局所にとどまり、滞りを生じている様子が観察されます。
怒り心頭で血が上り、ズキズキと頭痛がしてきた、生理前に下腹部に血が集まり、滞りを生じて張ったような生理痛が生じるなども、巡りの悪さを感じますね。
食べ過ぎで腹満となりお腹が痛い、便秘でお腹が痛い、結石も体のあちこちに生じて痛みますが、誰にでもあるような巡りの悪さを伴う痛みです。
むくみで脚が痛む、膝に水が溜まって痛む、、、などあげればきりがなさそうです。
気・血・津液の中でも、血や津液は実体の有るものなので、症状の様子が目に見えたり、病理産物として病因を取り出すことも出来ます。
一方の、実体のみえない気に関しては、その滞りが熱として現れたり、張りとして現れやすいのですが、それらの症状に乏しいと認知されにくいです。
例えば、気の滞りを主因とした高血圧という病態がありますが、血圧が高いというだけでは、痛みどころか自覚症状がない事すらあります。
他には、知覚に乏しい部位での滞りは、痛みが表出しにくいという点にも注意が必要です。
例えば、血中に余分なものが充満して巡りが悪くなる脂質代謝異常や糖質代謝異常では、血管の炎症が頻繁に起こるとされています。
これらに由来する動脈硬化症や末梢血管障害などはありふれたものですが、無症状の事が多く、あるいはかなりの病気の進行の後に痛みを自覚する病気であるため、注意が必要と言えます。
不通則痛といっても、虫に刺された時のように即座に痛みを感じるものから、動脈硬化の様に、時に血管が切れるまで痛みを感じにくいものまで様々です。
気・血・津液が不通となってから、痛みがすぐにやってくるものは即時に対応し、だいぶ遅れてやってくるものは未病ととらえて、やがて来るであろう痛みに予め備えることが、不通則痛の真意ではないでしょうか。
不栄則痛については、またの機会に。
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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2017年08月03日
痛みの漢方相談
東洋医学的には、痛みのとらえ方に『外邪』の概念があります。
痛みの感覚として、重いような痛み、部位を移動する痛み、熱感を伴うような痛み、ひきつるような痛みなど、痛みの感じ方には差があります。
この様な痛みの主観的な感覚の違いを、外邪の持つそれぞれの性質に重ね合わせて、除痛に生かそうとする視点は、東洋医学独特の考え方になります。

例えば、外邪の一つに風(ふう)があり、痛みの感じ方には、あたかも風のように突然痛んだり終息する、あるいは痛みの部位が遊走し、吹き上がる風のように身体の上部を襲いやすいなど、自然界で見る風の性質と重なる痛み方をします。
他にも、寒・湿・熱などの邪があり、それぞれが持つ性質と、痛みの感覚や痛み方の特徴を重ねあわあせて痛みを分析します。
寒さで引きつるような痛みで、患部が冷えると悪化するような場合は、寒の性質とし、
むくんで重だるいような痛みで、湿度が高い時に悪化しやすいような場合は、湿の性質に、
赤く腫れてヒリヒリと熱感を伴うような痛みなら、熱の性質を持つといった具合に、痛みの性質を、外邪の持つ性質と重ねて分類します。
風熱や風寒、寒湿など、複数の邪の性質を併せ持つ痛み方も少なくありません。
風・寒・湿・熱のそれぞれの邪の性質を持つ痛みを、それぞれ去風・散寒・除湿・清熱などの手法で、内科的に漢方薬で、時に外用や物理療法で改善していきます。
このように、痛みの主観を外邪の性質に重ねて分類していく手法は東洋医学的ではありますが、この視点だけで痛みをとらえていくには、限界もあります。
例えば、局所の症状と全体の体質との傾向に隔たりがある場合などは、矛盾が生じます。
いわゆる冷え症の人で寒がる傾向にある人が、膝が冬場に冷えて痛むなどのような場合は、温めて散寒することは道理にかないますが、このような人が、患部が赤く熱を持つようなケースでは、冷やすのか温めるかの判断が付きません。
この様な状況に対処するには、痛みの発生機序にまで理解を深める必要があり、気血津液や五臓の概念を持ち込む必要があります。
外邪の性質に重ねて痛みを分類する視点は、独特で興味深いのですが、あくまでも痛みという、体質的傾向から表出した症状の分類であって、そこから治法まで導くには、弁証による裏付けをとる必要があると思います。
お気軽にご相談ください(^_^.)
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痛みの感覚として、重いような痛み、部位を移動する痛み、熱感を伴うような痛み、ひきつるような痛みなど、痛みの感じ方には差があります。
この様な痛みの主観的な感覚の違いを、外邪の持つそれぞれの性質に重ね合わせて、除痛に生かそうとする視点は、東洋医学独特の考え方になります。

例えば、外邪の一つに風(ふう)があり、痛みの感じ方には、あたかも風のように突然痛んだり終息する、あるいは痛みの部位が遊走し、吹き上がる風のように身体の上部を襲いやすいなど、自然界で見る風の性質と重なる痛み方をします。
他にも、寒・湿・熱などの邪があり、それぞれが持つ性質と、痛みの感覚や痛み方の特徴を重ねあわあせて痛みを分析します。
寒さで引きつるような痛みで、患部が冷えると悪化するような場合は、寒の性質とし、
むくんで重だるいような痛みで、湿度が高い時に悪化しやすいような場合は、湿の性質に、
赤く腫れてヒリヒリと熱感を伴うような痛みなら、熱の性質を持つといった具合に、痛みの性質を、外邪の持つ性質と重ねて分類します。
風熱や風寒、寒湿など、複数の邪の性質を併せ持つ痛み方も少なくありません。
風・寒・湿・熱のそれぞれの邪の性質を持つ痛みを、それぞれ去風・散寒・除湿・清熱などの手法で、内科的に漢方薬で、時に外用や物理療法で改善していきます。
このように、痛みの主観を外邪の性質に重ねて分類していく手法は東洋医学的ではありますが、この視点だけで痛みをとらえていくには、限界もあります。
例えば、局所の症状と全体の体質との傾向に隔たりがある場合などは、矛盾が生じます。
いわゆる冷え症の人で寒がる傾向にある人が、膝が冬場に冷えて痛むなどのような場合は、温めて散寒することは道理にかないますが、このような人が、患部が赤く熱を持つようなケースでは、冷やすのか温めるかの判断が付きません。
この様な状況に対処するには、痛みの発生機序にまで理解を深める必要があり、気血津液や五臓の概念を持ち込む必要があります。
外邪の性質に重ねて痛みを分類する視点は、独特で興味深いのですが、あくまでも痛みという、体質的傾向から表出した症状の分類であって、そこから治法まで導くには、弁証による裏付けをとる必要があると思います。
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