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2018年11月07日

11月の養生

  私たちは養生を考える時、まず始めに自分自身へ働きかけようとします。顔02



 休むことや食べること、身体を動かすことなどを通じて、心や身体にとって心地良いと感じられる行いが、日々の暮らしの中で自然に行われることが大切です。制限を受けたり、強制されるようなこと、あるいは無理を押してまで行うことは長続きしません。それは訓練であり養生ではないからです。



養生は手軽にこしたことはありません。




 日々の暮らしの中で自然に行えるといえば、それが生活の一部になっていることです。生活の一部になるとは、特別に意識せずとも行われることです。習慣とも言えるかもしれません。
この習慣を整えていく事が、養生の本来のあり方と言えます。



 
 暮らしの中に溶け込んだ養生は、その境目が見えなくなるほど暮らしと一体化していきます。
特別に運動をしようと意気込んだり、健康のために体に良いものを意識的に食べることではありません。きっかけはその様なものであったかもしれませが、養生として根付いた習慣は、朝起きたら当たり前のように顔を洗うくらい自然な行いとなっているはずです。



 このようなことが、全方位的に、つまり、睡眠や食事、運動、精神活動(こころ)に渡ってなされることが理想の養生です。日々の行いが無意識のうちに取捨選択され、それが健康や命を養う術となっていたらどんなに素晴らしい事でしょう。



 人は誰でも、いくつかの養生をすでに心得ています。
例えば歯磨きや手洗いなどは、多くの人が無意識のうちに日々行っている養生と言えます。子供のころから習慣になっていることが多く、健康面に多大な貢献をしている事は疑う余地がありません。



 時々、とても姿勢の良い方をお見掛けします。聞けば茶道を習っていた習慣から、姿勢を正すことは全く無意識に行えるようです。そのような方は体幹がしっかりしていますから、疲れてしまう事はないそうです。これも養生の一つと言えそうですね。



 
 最近では、食事は米ではなくおかずから手を付けることで、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果が判明しているそうです。これを実践している方は少なくありません。この様に、科学的な知見から判明した事実をもとに、新たな習慣が身につくことがあります。
養生として習慣化されれば、長期的な視点で健康増進に影響を与えそうです。日常生活のあらゆるところで養生が見出せると、心身の調和の取れた暮らしとなりそうですね。





11月の養生



11月の養生法
11月は10月同様に、【肺】の充実を図る月です。



 肺とは(市)の臓器ですから、まるで市場のように物が盛んにやり取りされるていることが大切です。




 東洋医学における肺とは、表面を意味しますから、 呼吸器としての肺以外にも、皮膚や粘膜面、消化管表面を意味しています。食事や排泄を整え、運動で体の換気をし、程よい汗をかくなどして、体の内外における表面での活発な物のやり取りする様子が、11月も維持されるよう過ごすことが養生の方向性です。



10月の養生が参考になります  10月の養生はこちら


 ところが、11月になると朝晩が随分と涼しくなってきます。寒気が徐々に強くなるにつれて、冷えが『肺=表面』を襲うようになります。寒気が増せば、市場は店じまいとなり、表面での活発さは徐々に失われていきます。ここに邪(じゃ)が入ると風邪を引くと昔の人は考えました。
 表面の虚に乗じた邪の侵入を許したという事です。顔03肌がカサカサしてきた、喉がイガイガしてきた、尿がモゾモゾする、便が硬くなってきたなどは、寒気に押し込まれやすい前兆と言えます。猛暑や残暑がきつく、回復不十分のまま秋を迎えているようなら一層の注意が必要です。


 この様な時期は、寒気で肺が萎(な)えやすいため、体の中に潜ってしまった気を、温めることで表面(肺)まで引っ張り出すことが大切です。


具体的には
・冷飲食を慎み、口に入れるものは常温か暖かいものにする。
・寒気、風の下での運動や外出は控えめにするか止める。どうしてもの場合は暖かい格好で。
・肺気の弱まる夜は特に暖かく過ごす(暖房や布団を早めに使う)



 これらは、肺気を表面に引き上げ、邪に対する抵抗力をたかるように働きかけます。間もなくインフルエンザやノロウイルスなども流行り出す季節を迎えます。いずれも入り口は表面(肺)からです。



 今から養生として習慣化できると良いですね。手洗いうがいもかなり有効ですから、この際一緒に養生にしてしましましょう。気温差の大きくなりやすい今だからこそ、肺気の充実を温めることで図りたいですね。


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Posted by 影山敏崇 at 10:59│Comments(0)漢方コラム
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