2015年12月16日
お屠蘇(とそ)
お屠蘇は、中国三国時代の名医が薬草を調合して酒にしたして飲んだのが始まりとのこと。
名前の由来は邪気を屠り(ほふり)、魂を蘇(よみがえ)らせるところから名前が付いたとあります。
結構大げさなネーミングが多い漢方界ですが、そこはご愛嬌
日本でも宮中儀式として用いられたのを始まりとして、以後、これにならって一年の健康を祈念する縁起行事として、お正月に屠蘇酒で新年祝いをする習慣が残っていますね
面白半分にお屠蘇の構成生薬を一覧したところ、解表温裏剤が中心で、温燥性に偏り、葛根湯などよりも攻撃的で、優しさを感じないない構成です。(バファリンですら半分は優しさでできているというのに、、笑)
これを酒に一晩浸したのちに服すとあるから、発散力は強くなります。体を温めてその熱を一気に体表に発表する作用があり、男前で威勢のある薬方です。
正月早々に健康を願って気合を注入しましょう、、、的な存在なのか??
何かの治療目的として使おうと思うと、作用に偏りがあり、同時に適応となる体質タイプや、使用のタイミングが限定され過ぎるところが、医薬品になれなかった所以でしょう。(日本での流通は食品)
以上、お屠蘇には優しさが足りないという話でした。
名前の由来は邪気を屠り(ほふり)、魂を蘇(よみがえ)らせるところから名前が付いたとあります。
結構大げさなネーミングが多い漢方界ですが、そこはご愛嬌
日本でも宮中儀式として用いられたのを始まりとして、以後、これにならって一年の健康を祈念する縁起行事として、お正月に屠蘇酒で新年祝いをする習慣が残っていますね
面白半分にお屠蘇の構成生薬を一覧したところ、解表温裏剤が中心で、温燥性に偏り、葛根湯などよりも攻撃的で、優しさを感じないない構成です。(バファリンですら半分は優しさでできているというのに、、笑)
これを酒に一晩浸したのちに服すとあるから、発散力は強くなります。体を温めてその熱を一気に体表に発表する作用があり、男前で威勢のある薬方です。
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何かの治療目的として使おうと思うと、作用に偏りがあり、同時に適応となる体質タイプや、使用のタイミングが限定され過ぎるところが、医薬品になれなかった所以でしょう。(日本での流通は食品)
以上、お屠蘇には優しさが足りないという話でした。
タグ :屠蘇散
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Posted by 影山敏崇 at 18:28│Comments(0)
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