2017年05月22日
めまいの漢方相談
めまいは、眩暈(げんうん)とも呼ばれ、眩とは目がくらむ事であり、暈とは頭がふらふらすることを意味します。
この二つは、同時に起こることが多く、合わせて眩暈と総称してます。
目をつむれば治まる軽症から、船に酔ったかのようにふらついてしまい、ときに頭痛・嘔吐や発汗を伴って、昏倒する事さえあります。

アジサイが咲くような湿気の多い時期は、めまいが多くなります、、、水との関連がありそうですね。
漢方では、『腎は耳に開竅し、水をつかさどる』と表現され、平衡感覚と関連の深い耳と、体液循環の一翼を担う腎の働きとの関連を重視する向きがあります。
頭部への気血の供給や回収が順調に維持されなくなると、眩暈が起きるととされています。
ですが、実際は内耳性や中枢性の区別を意識した分類ではなく、頭位への気血水の運行異常という切り口で、めまいをとらえています。
気血水の来源は、主に飲食物から得られる水穀気と、腎より提供される熱で、それが、肝の発揚、脾の昇清の作用によって頭位へ上昇することで、頭は滋養されています。
したがって、腎の熱の不足、肝、脾の失調のいずれかは、頭位不養となり、めまいを誘発します。
現代の言葉では、冷え症や自律神経失調、胃腸機能の不振に原因があるという事になります。めまいを持病として持っている方は、思い当たるのではないでしょうか?
この様な、気血水を上昇できない、動きの異常以外にも、量的な過不足によっておこるめまいが在ります。
例えば、水分の摂り過ぎによる水の充満や、のぼせ、ほてりと言った上部への熱の偏りは、頭部が充満し比較的強い目まいが現れます。
逆に、貧血や体質的な虚弱さゆえに、あるいはダイエットや妊娠授乳期に陥りやすい栄養不足では、頭を十分養えず、めまいを起こします。
漢方では、他に独特な概念でめまいが説明されます。
それは、頭部には気血水が通過する清竅(せいきょう)という穴が有り、気血水はこれを境に頭と体を行き来しているとする概念があります。その穴を、痰という目には見えない概念上の病理産物が塞ぐことで気血水が滞りめまいを誘発すると考えます。
全く現代には馴染まない考えですが、化痰薬(けたんやく:痰を砕く薬)が奏功するめまいの頻度は、通年を通して多い印象があります。
この様に、めまいは、臓腑では主に腎・肝・脾に原因を求め、頭位への気血水の量的な過不足、痰という病理産物、さらに寒熱虚実が入り混じった複雑な病因が考えられています。
腎気の乱れやすい更年期以降の虚弱傾向にある女性が、ストレスや疲労をきっかけにめまい発作を繰り返し起こすケースがよく見られます。
お気軽にご相談ください(^_^.)
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
漢方薬で体質を整え、妊娠しやすい体作りを目指したい
いつまでも長引く不調がなかなか治らず、どこに相談してよいかわからない方
いつまでも健康で若々しくいたいと願う方
お気軽にご相談ください♪
ホームページはhttp://kageyama-kusuri.jp/index.html ←こちらからどうぞ
メール又は電話0545-63-3150までご連絡ください。
影山薬局は、あなたのかかりつけ相談薬局です
この二つは、同時に起こることが多く、合わせて眩暈と総称してます。
目をつむれば治まる軽症から、船に酔ったかのようにふらついてしまい、ときに頭痛・嘔吐や発汗を伴って、昏倒する事さえあります。

アジサイが咲くような湿気の多い時期は、めまいが多くなります、、、水との関連がありそうですね。
漢方では、『腎は耳に開竅し、水をつかさどる』と表現され、平衡感覚と関連の深い耳と、体液循環の一翼を担う腎の働きとの関連を重視する向きがあります。
頭部への気血の供給や回収が順調に維持されなくなると、眩暈が起きるととされています。
ですが、実際は内耳性や中枢性の区別を意識した分類ではなく、頭位への気血水の運行異常という切り口で、めまいをとらえています。
気血水の来源は、主に飲食物から得られる水穀気と、腎より提供される熱で、それが、肝の発揚、脾の昇清の作用によって頭位へ上昇することで、頭は滋養されています。
したがって、腎の熱の不足、肝、脾の失調のいずれかは、頭位不養となり、めまいを誘発します。
現代の言葉では、冷え症や自律神経失調、胃腸機能の不振に原因があるという事になります。めまいを持病として持っている方は、思い当たるのではないでしょうか?
この様な、気血水を上昇できない、動きの異常以外にも、量的な過不足によっておこるめまいが在ります。
例えば、水分の摂り過ぎによる水の充満や、のぼせ、ほてりと言った上部への熱の偏りは、頭部が充満し比較的強い目まいが現れます。
逆に、貧血や体質的な虚弱さゆえに、あるいはダイエットや妊娠授乳期に陥りやすい栄養不足では、頭を十分養えず、めまいを起こします。
漢方では、他に独特な概念でめまいが説明されます。
それは、頭部には気血水が通過する清竅(せいきょう)という穴が有り、気血水はこれを境に頭と体を行き来しているとする概念があります。その穴を、痰という目には見えない概念上の病理産物が塞ぐことで気血水が滞りめまいを誘発すると考えます。
全く現代には馴染まない考えですが、化痰薬(けたんやく:痰を砕く薬)が奏功するめまいの頻度は、通年を通して多い印象があります。
この様に、めまいは、臓腑では主に腎・肝・脾に原因を求め、頭位への気血水の量的な過不足、痰という病理産物、さらに寒熱虚実が入り混じった複雑な病因が考えられています。
腎気の乱れやすい更年期以降の虚弱傾向にある女性が、ストレスや疲労をきっかけにめまい発作を繰り返し起こすケースがよく見られます。
お気軽にご相談ください(^_^.)
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
漢方薬で体質を整え、妊娠しやすい体作りを目指したい
いつまでも長引く不調がなかなか治らず、どこに相談してよいかわからない方
いつまでも健康で若々しくいたいと願う方
お気軽にご相談ください♪

ホームページはhttp://kageyama-kusuri.jp/index.html ←こちらからどうぞ
メール又は電話0545-63-3150までご連絡ください。
影山薬局は、あなたのかかりつけ相談薬局です
漢方薬で不妊症を治療したいとお考えの方お気軽にご相談ください。
影山薬局ホームページでもっと詳しく知りたい方はこちらへ漢方薬影山薬局
お問い合わせはこちらから
↓↓↓ブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願いします☆彡↓↓↓


人気ブログランキングへ
漢方薬影山薬局へのアクセスはこちら↓↓↓☆彡
影山薬局ホームページでもっと詳しく知りたい方はこちらへ漢方薬影山薬局
お問い合わせはこちらから
↓↓↓ブログランキングに参加しています。ご支援のクリックをお願いします☆彡↓↓↓


人気ブログランキングへ
漢方薬影山薬局へのアクセスはこちら↓↓↓☆彡
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。