2017年06月15日
夏場の皮膚病
毎年、夏は皮膚病の漢方相談が多くなります。
アトピーやじんましん、痒疹や虫刺され、水虫などさまざまです。
夏の皮膚炎には特徴があり、東洋医学的な視点ではどのように対策するかを考えていきます。

皮膚は、五臓の『肺』の領域にまとめられ、身体の表面で外部と接する位置にあります。
身体の内側の事情と、外側の事情のぶつかる部分であり、身体の内と外を仕切る隔壁となっています。
夏は陽の季節で、大気中には様々なものがあふれ充満します。
身体の外側の事情では、水分(高湿度)やカビなどの雑菌、花粉やダストなどのアレルギー物質、害虫などが増え、当然、それらと接触する機会が増えます。
気温は暑く、太陽光からもたらされる熱や紫外線などが皮ふへと降り注ぐ一方で、肌を露出する機会が増えます。
方や、身体の内側の事情は、陽気が盛んになり、身体の中心から体表へと向かう気の流れが盛んで、皮下に多くの気が集中します。
気に連れられて皮ふまで到達した血や津液(水)は、皮下で貯留されてむくみを作り、一部は皮膚を潤したり再生に消費され、また不要物を体の深部へ回収する流れに組み込まれると同時に、皮脂や汗、垢(あか)となって体外へ排出されます。
つまり、身体の内も外も、様々なものが集まりやすく、交通量が増えるので炎症を起こしやすくなると言えます。
したがって夏の皮膚病はジュクジュクしやすく(滲出、湿疹)、時に水疱や化膿を伴い、赤く腫れやすい(腫脹)などの特徴があります。
皮膚の局所では、このように内外に物が充満して対峙することで、炎症を起こしやすい下地が出来上がっています。
東洋医学的には、皮膚病を皮膚における局所の炎症とだけ見ているのではなく、皮ふへと気・血・津液を運行する仕組みや、飲食物から清を取り込み濁を排する仕組み、身体の内熱をつくるストレスや、睡眠・精神状態などを加味した体質へのアプローチも行われます。
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