2016年11月18日
【不妊症漢方薬】が出来るまで【煎じ薬】
いつもご愛読ありがとうございます。
富士市で不妊症の漢方相談20年、影山薬局 漢方薬剤師の影山です。
今日は、皆様が服用中の漢方薬が出来るまでを紹介します。
寒い季節になると増える煎じ薬、これは煎じる方も大変ですが、薬として成型する私も結構大変なのです(;´・ω・)
それでも体質が良くなり、その先に明るい未来があるのなら、お安い御用です。
これが煎じ薬の材料となる生薬です。これを処方ごとに必要な分だけ取り出し、混ぜ合わせます。
ボールに入れるとこんな感じです。これで30日分です。
今は、生薬は入庫した段階でカットされていますが、昔はゴリゴリと押しつぶしたり、刻んだりと加工が必要でした。
かなりの重労働だったとのことで、こればかりは現代人で良かった~と思う瞬間です〇
処方ごとに調合のノウハウがあるのですが、ここでは割愛。
そして軽量したのちに、お茶パックの様な袋に入れ、重量の監査をして合格なら完成です。
婦人科の代表処方である当帰芍薬散などは、6種類の生薬で構成されますが、1カ月分作ると30分かかります。
20種類以上の生薬からなるキュウキチョウケツインダイイチカゲン(舌嚙みそうな名前ですネ)だと50分かかります。
もちろん、手の空いた時間にせっせと作るのですが、けっこう調剤室が散らかり、日に何度も掃除をします。
あと、調合中に漢方相談が入るとプチパニックになります(笑)
作る処方によって、薬局の中全体がいい匂い(個人的にはそう思います)が広がります。 ←空気清浄機がうなります( ゚Д゚)
寒い季節は、漢方薬を煎じる方が増えます。
不妊症漢方相談でも、強い冷えがある方は煎じてよい結果を得ています。
漢方薬も、今ではエキス剤が主流となりましたが、症状や体質によっては、煎じ薬が活躍するシーンは少なくないです。
気になる味ですが、煎じ薬のほうが、エキス剤(顆粒や錠剤)よりもはるかに香りが強く、有効成分も多いです。
コーヒーを自分でひいて淹れるのと、インスタントコーヒーは別物ですね。
そのくらいの差があると思います。
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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Posted by 影山敏崇 at 18:57│Comments(0)
│漢方のお仕事
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