2018年05月14日
【夏の養生】夏の性格について
最近は季節の変わり目がはっきりしませんね。![顔07 顔07](//www.i-ra.jp/img/face/007.gif)
特に季節の変わり目では寒暖差が大きくなったり、気象が安定しないなど、健康管理に気を使います。夏は、春に続く季節ですから、春→夏の順です。
春の性格である『外向き』の様子から、夏の傾向を徐々に強めていくのが季節の移り変わりです。
春の性格につていは 、こちら の記事が参考になります。
今回は、夏の傾向とは一体どのようなものなのかを、漢方生活の視点で考えていきましょう。
その前に、春についてのもう一度、簡単におさらいをしてみる必要があります。
それは、季節は個の存在ではなく、四季の流れの中で、折々の傾向を発展衰退させながら変化していくものだからです。
あらためて、春の特徴を簡単に言うと
①春は色々なものが動き出す季節
②その動きは外向きである
③外向きの根拠は熱にある
という事でした。熱というエネルギーを根拠にして、色々なものが外向きに動き出す様子でしたね。
これを、外向きに広がる様子や、動きが活発な様子から 陽的である、と言い換えることが出来そうです。
陽的とは陰的の対義語で、内向きでノロノロとした様子ではなく、外向きで活発な様子をイメージしてもらえればいいです。
陽的な春の傾向を引き継ぐ形で夏に向かっていきますが、熱や外向きの動きの傾向は、夏も引き続き際限なく拡大していくかというとそうではありませんね。植物が夏枯れしたり、私たちにも夏バテや暑気あたりという言葉がある様に、陽的な傾向はどこかで頭打ちとなり失速します。
そこに、夏の傾向を紐解くヒントがありそうです。
夏枯れや夏バテを考えてみますと、草勢の盛んな草木が日照りにあって枯死したり、夏バテにおいては食欲不振などの胃腸障害を伴う事が少なくありません。
これらに共通する事は、活動、つまり陽的な働きに対して、水分や栄養といった陰的根拠が同調できなくなって起こる失調と言えます。![顔15 顔15](//www.i-ra.jp/img/face/652.gif)
例えて言えば、補給をせずに走り続けた結果、ガス欠を起こしてしまったような状態です。
また、春の活動は、冬の陰的充足を背景になされますが、夏は冬の蓄えはすでに無く、陽的(活動)増大とともに陰的欠乏(燃料切れ)を起こしやすいと言えるかもしれません。
このような事から、漢方生活の視点において
『夏は、陰陽が増大する季節』と言うことが出来そうです。
![陰陽の増大 陰陽の増大](//img01.i-ra.jp/usr/k/a/m/kampolife/%E9%99%B0%E9%99%BD%E5%A2%97%E5%A4%A7.jpg)
夏はますます暑くなりますから、陽的根拠である熱は加給されることになります。一方で、動きを維持するための陰的根拠も加給され同調する季節です。雨がよく降って植物が良く育つという事でしょうか。私たちの身体においては、個の陰陽の失調が病気の発露となるため、養生が大切になります。
ただ、夏至における日長ピークと暑さのピークのずれ、雨季の到来(梅雨)、四季における陽的ピークからの衰退の始まりなど、初夏、仲夏、晩夏にそれぞれ特徴や趣きがあります。
それらについては、個別に考えていく必要がありそうです。
まとめ
夏は陰陽が増大する季節
![顔07 顔07](http://www.i-ra.jp/img/face/007.gif)
特に季節の変わり目では寒暖差が大きくなったり、気象が安定しないなど、健康管理に気を使います。夏は、春に続く季節ですから、春→夏の順です。
春の性格である『外向き』の様子から、夏の傾向を徐々に強めていくのが季節の移り変わりです。
春の性格につていは 、こちら の記事が参考になります。
今回は、夏の傾向とは一体どのようなものなのかを、漢方生活の視点で考えていきましょう。
その前に、春についてのもう一度、簡単におさらいをしてみる必要があります。
それは、季節は個の存在ではなく、四季の流れの中で、折々の傾向を発展衰退させながら変化していくものだからです。
あらためて、春の特徴を簡単に言うと
①春は色々なものが動き出す季節
②その動きは外向きである
③外向きの根拠は熱にある
という事でした。熱というエネルギーを根拠にして、色々なものが外向きに動き出す様子でしたね。
これを、外向きに広がる様子や、動きが活発な様子から 陽的である、と言い換えることが出来そうです。
陽的とは陰的の対義語で、内向きでノロノロとした様子ではなく、外向きで活発な様子をイメージしてもらえればいいです。
陽的な春の傾向を引き継ぐ形で夏に向かっていきますが、熱や外向きの動きの傾向は、夏も引き続き際限なく拡大していくかというとそうではありませんね。植物が夏枯れしたり、私たちにも夏バテや暑気あたりという言葉がある様に、陽的な傾向はどこかで頭打ちとなり失速します。
そこに、夏の傾向を紐解くヒントがありそうです。
夏枯れや夏バテを考えてみますと、草勢の盛んな草木が日照りにあって枯死したり、夏バテにおいては食欲不振などの胃腸障害を伴う事が少なくありません。
これらに共通する事は、活動、つまり陽的な働きに対して、水分や栄養といった陰的根拠が同調できなくなって起こる失調と言えます。
![顔15 顔15](http://www.i-ra.jp/img/face/652.gif)
例えて言えば、補給をせずに走り続けた結果、ガス欠を起こしてしまったような状態です。
また、春の活動は、冬の陰的充足を背景になされますが、夏は冬の蓄えはすでに無く、陽的(活動)増大とともに陰的欠乏(燃料切れ)を起こしやすいと言えるかもしれません。
このような事から、漢方生活の視点において
『夏は、陰陽が増大する季節』と言うことが出来そうです。
![陰陽の増大 陰陽の増大](http://img01.i-ra.jp/usr/k/a/m/kampolife/%E9%99%B0%E9%99%BD%E5%A2%97%E5%A4%A7.jpg)
夏はますます暑くなりますから、陽的根拠である熱は加給されることになります。一方で、動きを維持するための陰的根拠も加給され同調する季節です。雨がよく降って植物が良く育つという事でしょうか。私たちの身体においては、個の陰陽の失調が病気の発露となるため、養生が大切になります。
ただ、夏至における日長ピークと暑さのピークのずれ、雨季の到来(梅雨)、四季における陽的ピークからの衰退の始まりなど、初夏、仲夏、晩夏にそれぞれ特徴や趣きがあります。
それらについては、個別に考えていく必要がありそうです。
まとめ
夏は陰陽が増大する季節
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