2016年09月21日
不妊治療の夫婦間温度差:検査や治療に対する恐怖感
いつもご愛読ありがとうございます。
富士市で不妊症の漢方相談20年、影山薬局 漢方薬剤師の影山です。
不妊症においては、その治療の前段階に一般不妊検査なる検査があります。
基礎体温をつけたり、オリモノチェックをしたりと、セルフで自宅にて行えるものから、卵管造影検査や内視鏡検査、ホルモン値検査など、婦人科や女性外来などを受診して受ける検査があります。
今日は、検査ならびに治療が女性に与える心理的な影響について、不妊症漢方相談を通じて当事者から得られた声をもとに考えてみます。
まずは、女性の不妊検査や治療の対象となる女性の多くは、20~40代になります。
この世代の方たちは、病院通いに慣れている人たちばかりではありません。
慢性病があって、毎月のように薬を取りに通院するという方は少なく、待合室の雰囲気には慣れていません。
病院の待合と言うのは独特なもので、銀行や役所の待合とは違った緊張感があると言います。
また、不妊症の方は、差し迫った症状があるとか、痛みで苦しいという様な自覚症状もなく、実際には病気ではないのですから、検査のためとは言え、通院に違和感を覚えるとの声が聞こえます。
不妊検査や治療と言えば、産科併設の病院もあり、治療や検査に当たって、お腹の大きな女性を見るのが辛いという声も少なくありません。
一方で、専門の不妊専門外来では、検査であれ治療であれ、妊娠・出産という唯一の目的のために通うことになります。
総合的な内科とは違い、何で通院しているのか周囲から判断しにくいという秘匿性が無いため、かえって居心地の悪さを感じるという声もあります。
また、病院内で知人などと遭遇しないかを心配するあまり、生活圏外の施設に足を運ぶようなケースもあります。
検査の段階では、婦人科系の検査になるため、目や耳の検査に比べれば、否応無しに心理的抵抗が高まります。
更には、検査に痛みや出血を伴うのではないか?検査する医師や技師の性別は?重大な病気が明らかになる不安など、いくつもの不安要素があると感じることがあるそうです。
このように、女性は検査や治療のために通院する段階からストレスを感じています。
そして当然のことながら、治療の段階でも抵抗を感じる人が少なくありません。
不妊治療の多くは、ホルモン剤を使った治療になりますが、薬の副作用だけでなく、通院にかかる手間や費用、育児をしながらであったり、会社や周囲への配慮に気をもんだり、十分な協力体制を確保できるかなどの課題が出てきます。
検査や治療そのものに慣れても、周囲への配慮がストレスになっていると言う声が非常に多くあります。
このように、検査や治療の段階に様々なストレス要因があり、さらにそれを継続していくにも大変な労力を払うようなケースは少なくありません。
不妊症漢方相談を通じて、聞き取れる範囲の中だけでもこれだけのストレス要因があります。
このように、不妊治療や検査には、心身ともに充実していないと、継続が困難になることが解るかと思います。
不妊カップルの当事者でもある男性が、直接的な解決策を見出せなくても、情報として共有や、共感することは、女性のストレス緩和に有効なはずです。
また、女性は治療や検査のどのあたりでストレスを感じるのかを、自分で認識することで、ストレスマネジメントが向上するかもしれません。
検査や治療に対する恐怖感、その尻尾を捕まえてカップルでストレスを乗り越えていく、そうすることで新たな一歩を踏み出していけるのが理想ですね。
今日もご愛読ありがとうございました(^_^.)
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Posted by 影山敏崇 at 14:18│Comments(0)
│夫婦の温度差
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